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はぐれ作家有情派のメモ欄11ページ「高橋ナオキのめちゃくちゃなコイン・カット・アート人生。」

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はぐれ作家有情派のメモ欄
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天の声
天の声

そういえば何でお前コインカットなんてやってんの?

高橋ナオキ
高橋ナオキ

なんだよ、いきなり。(笑)


コインアート作家である高橋ナオキの活動歴はこちらから


いや、コインの俺が言うのもなんだけど珍しい分野だからさ。

まぁ、海外ではちらほら見かけるし、日本でも職人さんはいらっしゃるけどな。

実際、自分は最初こういう彫金関係とは無縁な立場だったんだよね。

ほうほう。



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私、高橋ナオキの生い立ちを少し話そう

もともと自分はこういう創作をすることはしなかったんだよな。

幼少時代の私はとにかくグループで行動することを嫌っていて、人と同じことをするのも嫌いだった。とにかく一人で遊ぶことが好きだったね。

今でもそうなんだけど自分は結構変わり者なんだよね。

へぇ、一人でどんな遊びをしてたんだ?

墓地で遊ぶのが好きだった。

近くにある墓地の墓石の裏に刻まれた生没年を観察するのが日課だった。

…確かに、それは変わってるな。

あと、学校の休み時間は図書室の偉人伝図書を読むのを好んでたな。

おお、こうでありたいという願望があったのか?

主に人物の死因と生没日を確認してた。

また、そっちかよ。

小さい時から何かを始めても長続きすることはまったくなかった。

家にいてもゲーム(プレステやスーファミ)以外に楽しみはなかったし、塾や当時習ってた空手も嫌々通ってたな。

とにかく学校生活はあまりいい思い出がなかったな。打ち込めるものがなかった。

将来の夢とかは?

漠然としてたな、やりたい事がころころ変わるんだ。でも、物事に打ち込んだことがないから何をやっても長続きしなかった。部活もすぐ辞めたし。

学校も美大とかじゃなくて普通の4年制大学の政治経済学部出身だったんだけど、サークルやクラブにも入らなかった。ただ家が貧乏だから交通費と食費稼ぐために警備員のバイトはしてたな。

幼少期と学生時代はほんとに何に対しても無関心だったな。せいぜいオンラインゲームとかSNSやってたくらいじゃないかな?

本当に人生ってつまらないって思ってたね。その大学行って学部に入って何しようなんて考えてなかったもんな。やりたいこともすぐあきらめるから自分に自信が持てなくなったしな。

悶々としながらバイトと学校の学生時代を過ごしていたが、卒業して地元の会社へ就職した。何も夢も希望もなく、家に近いという理由もあってそのままその会社へ入った。大学で手に入れたのは卒業証書と約20カ年払いの奨学金ということ。

まぁ、でも卒業して就職できてよかったじゃないか。

いや、知人の紹介もあったから運がよかっただけ。給与は少ないけど比較的楽な仕事だったから不満はなかったよ。

それからは可もなく不可もなく平凡な生活を送ってたけど、相変わらず夢もなく挑戦したい事もなく目標もなく、なんとなく生活してたけど…なんか…。

なんか?

俺の人生って、つまらんと思った。

なんだよ、それ。

社会で生きていくには当たり前のことではあったんだけど、その反面なんか会社に生かされていて自分の生きていく道っていうのが見えてこなかった。

自分の本当にしたいことって何だろうって…。人生において生き甲斐っていうのが分からなかったね。

要はただ生きているだけと。



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俺って何が取り柄なんだろう?って思っているときにコイン・カット・アートに出会ったんだ。

好きでもなんでもない仕事をずっと続けてて、休日もずっと家でぼーっとしてるくらいだったし、何よりも趣味らしい趣味もないし、これじゃいけないなって思ってな。

ある時にたまたま東急ハンズで筆記用具を買いに行った時、東京の町田でコインカット教室っていうワークショップを開いてたのよ。

その時が先生とコインカットの出会いだったね。24歳の時だった。

そこから今に至るわけか。



これがコインカットの先生、マイク長谷川先生の似顔絵だ。

確か60歳前後だったかな? 生徒からは社長と言われている。

マイク? 外国人か?

日本人だよ。先生はキリシタンで洗礼名がマイクというらしい。

あ、そういうこと。

ここでは一応、愛称の社長で呼ぶよ。実際社長だしな。

そうなの。

社長はコインカットのワークショップを開く傍ら本業のシルバーアクセサリーの修理や販売を営んでいる。

町田はもう閉店したが、東急ハンズ渋谷店のフロア内に社長の店が存在している。

…最近、教室行ってないからどうなっているかは分からないけど。

社長はどんな人なんだ?

最初は声が低くて怖そうな人だなあって印象だったけど、丁寧に一から教えてくれてユニークな人だよ。

へぇー。

で、最初のコインはうまくできたのか?

うーん、今思えば下手くそなコインペンダントだな。

当時の画像が残ってた。


左のコインが記念すべき第一号、今でもそのままの状態で保管している。

この作品が完成した瞬間、人生が始まったって感じだったね。

なるほど。



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コイン・カット・アートを知った瞬間、時間が早くなる感じがした。

コイン教室は月に一回だけだったけど、社長から必要な工具を教えてもらった。工具を買って彫金台も作って、それからずっとコイン・カット・アートに没頭したね。

簡単なロウ付けも教わって短期間だけど他の教室に通って技術を吸収しようとした。

それだと、金もかかりそうだな。

一から工具を揃えて続けてたらすぐにお金が消えたね。

さっきも書いたけど給与も少ないし、賞与も出ないから通帳は一気に空になったな。工具は精密機械もあって、今でも足りないくらいなんだけど値段はやっぱり高いんだ。まだ実家暮らしだからよかったけど、電車にも乗れないから走って職場まで通ったり、昼飯が食べれなかったりしたな。今思えば地元が職場でよかった。

転職しろよ。

したよ。もっと待遇のいいところ。

でも、うまくいかなくてな。27歳の時は職を転々としてた。お金もなかなか貯まらないし、その中でジュエリー関係の求職に応募したけど彫金の学歴や実績ないから過去作のフォトアルバムを履歴書と一緒に送ってな。

そりゃ、キツイな。

年齢もさることながら宝飾業界は即戦力だからなー。

いや、でも2社面接してくれたんだよ。

しかも、打ち上げあるけどお酒飲めますかって聞いてきたから、『これいったんじゃね!?』って思ったんだけど不採用だったからリアルに凹んだな。

それは残念だったな。

しばらく粘って宝飾関係の仕事探してたけど、求職期間が長くなってまたお金がなくなってきた。

さすがにあきらめて職歴を優先して今の職場に就職し今に至る。

無職じゃなくてよかったな。

よくない。

新卒で入った職場よりも給与が少なくなってしまった。

おそらく、今どきの大学生の方がまだお金多いんじゃないかな?

もう一回、転職しろよ。

…てか、社長に助けてもらえよ。

社長にアルバイトでいいから雇ってくれってお願いしたけど、やんわり断られたわ。

それは残念。



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ほぼ一文無しの俺に社長から突然電話が。

あれは食品会社に転職していた時だった。帰宅する途中に社長から着信がきた。会話はこんな感じだ。

はい。

高橋君? 長谷川です。

今、大丈夫?

え? 社長?

あ、はい。大丈夫です。

高橋君、今は働いてるの?

あ、はい一応…。

ああ、そう。

実は、今度雑誌の方で通信販売の話があってね。

え! 本当ですか!?

うん。それで高橋君に手伝ってほしいことがあってね。

後で詳しいことはラインでするから。じゃ、よろしく。

な、なんか凄いことになりそうだ!


…てな感じで、私は社長の通信販売に対して業務委託という形で手伝いをすることになった。

2018年の時だ。


小学館で発刊している”サライ”と”大人の逸品”

社長の取引先は小学館。

商品が掲載される雑誌はサライに付属された大人の逸品という書籍からであった。

サライ?

アウトドア系の雑誌で年齢層的には50代以上の方を主に対象としているようだ。

上の雑誌はその時の商品が掲載されていた時のものだ。

ほう、どんなものを売ってたんだ?

チェーン付きのネックレスとかキーホルダーだな。



おお、俺の量産型がたくさんいるな!

私はカットして、後は社長が表面加工等する形になっていた。



…で、商品は売れたのか?

おそらく、売れなかった。

直接は社長に聞いたわけではないが。でも、あれっきり話は来なかったから売れなかったんだろう。

それは残念だったな。

でも、社長には感謝してるさ。社長とコインカットに出会えなければずっとつまらない人生を送っていたさ。



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コインアート作家、高橋ナオキとしてこれからの人生。

中途半端だった自分に自信と勇気をくれたのはコイン・カット・アート。

初めて作品を完成させた喜びと達成感を胸にコイン・カット・アートと人生を共にしていくつもりです。

それは職人としての道か?

いや、一、芸術家としての大成を目指すべく躍進していくつもりだ。

今はまだ説得力もないし、まだ色々なことを試したいから結果がまた出たらこのように記事としてまとめたいと思う。

ただ、これだけは誓える。必ず自分はこの道で成功してみせるということだ。容易ではないが、必ず叶えてみせる。

覚悟は決めているというわけか。



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今回のMEMOはこちら!

今回は完全に自分語りになってしまったが、なぜ私がコイン作家を自称しているのか皆さんに知っていいただける機会になったかと思います。

…今更だけど今回MEMOっているのかな?


  • 人生は気づいた時が勝負
  • 若いうちから色んなことに挑戦してみる
  • 私みたいに学生生活は無駄にしないように

P11


そして、今年2019年はメディア取材と展示会参加と貴重な体験をさせていただきました。

とはいえ、経済状況は依然として厳しい状態。何とかここから挽回して自己投資に費やしたいですね。

まだまだ、高橋ナオキの闘いは続きます。



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