
コインアート作家の高橋ナオキです。

コイツに作られた天の声です。

さて、本題は主に二つあります。

お願いします。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会の記念貨幣(第三次発行分)の通信販売が11月1日から受付開始!

10月31日に造幣局から公表されました。

記念貨幣は上記のオリンピック一万円金貨,オリンピック千円銀貨,パラリンピック千円銀貨です。
期日も出ていますが、締切日は令和1年11月21日ですのでご注意。
申し込み方法はハガキか造幣局のオンラインショップでの受付となります。

今回は金貨と銀貨なんですね。

詳細は下記のリンクまで。

11月8日には早くも打ち初めが開始されました。

やっぱり、銀貨も金貨も高いな。

特に金貨は難しいな。資産運用のきっかけとしても金貨の購入は悪くない選択だと思うしな。

それで、お前は…

買わないんじゃなくて、買えないんだ。

ワカッタ、ワカッタ。

…ふん。
さて、次のお題はこちらです。
第17回東京コインショーが11/8〜 11/10に開催! 切手や紙幣もありました!

都内で日本貨幣商協同組合が主催としたコインショーが開かれました。
入場は無料です。

コインショー?
国内,海外のコインや紙幣が展示・即売されるイベントです。
コインの専門業者は35社が参加し、仕入れたコインや紙幣を販売しておりました。

また、私は土曜日に参加しましたが休日だったということもあり、多くのコレクターがコインを吟味されていました。

会場が撮影禁止だったのが残念だったな。
コインショーを開催した日本貨幣商協同組合とは。

日本貨幣商協同組合(Japan Numismatic Dealers Association)、通称JNDAです。
1964(昭和39年)発行された東京オリンピック記念貨幣をきっかけに貨幣及び古銭収集がいっきにブームとなり、さらなるコレクション活動の普及を目指して1969年(昭和44年)に日本貨幣商協同組合(JNDA)が設立された。
主な活動としてはコインの鑑定・鑑定書の発行,貨幣に関する書籍の紹介,年間で発行される会誌”世界の通貨ニュース”の配布(組合のコレクターズ・クラブ会員となり定期購読の手続きを取ることが必要),イベント開催等がある。

コインの鑑定や鑑定書の発行は当組合へ直接依頼することはできません。
当組合に加盟している専門店の要請により鑑定と鑑定書の発行を
行います。
また、外国貨幣の鑑定はできません。
私もコレクターズ・クラブ会員になりました(編集後記より)。
組合で発行している日本貨幣カタログもあります(記事では2020年版)。

1964年のオリンピックに関しては下の記事で触れてたな。

まぁ、近年はコイン収集ブームも下火と言われているけど、近年は天皇即位記念貨幣やオリンピック貨幣が発行されて貨幣に関心を寄せる人も増えてくるだろうから多少は盛り返してくるかもしれないね。

キャッシュレス化も進行して注目すべき一年になりそうだな。
もう今年終わるけど。

なお、日本貨幣商協同組合の組合員数は投稿時点で約90 名おり、主に古銭や貨幣の販売や買取を事業とした専門会社が加盟しています。
また、当組合は国家から依頼される金貨の識別や鑑定,保存状態の識別も行っています。
国家だけでなく、私達みたいな民間人も組合に加盟している店舗で鑑定書発行手続きの相談を受けることもできます。鑑定書発行は有料です。
日本貨幣商協同組合が発行する鑑定書はコレクションコインに関する国家で唯一の公式な鑑定書となっています。
鑑定対象コイン(国内で発行されたコインのみ)は国内での価値を厳正な審査で評価され、鑑定書が発行されたことにより年数,重量等明確な情報を得ることができます。

また、鑑定料はコインの鑑定価値によって値打ちが異なります。
所持しているコインが気になる方は専門店で鑑定相談してみてください。
日本貨幣商協同組合(JNDA) 公式ホームページ

東京コインショー会場レポ!

さて、そういうことで当組合が主催のコインショー会場へやってきました。


ところで、何でコインショーに参加しようと思ったんだ?

こんなイベントなかなかお目にかかれないからな。
今はネットでコインを手に入れることもできるけど、しっかり吟味したいし店によってはラインナップに入ってないコインが展示されているかもしれない。
しかも35店舗の販売品が見れて直接購入できるから、コレクターからしたら行くしかないって感じだね。

ほう、でもお前ってコレクターだったっけ?

いや、自分はコインを材料にして芸術品を作るコインアート作家だからな。

てことは、調達が目的か。

そうだね。
目的は収集も考えながら海外のマイナーコイン購入を狙っているよ。

マイナーコイン?

マイナーコインは高価じゃないコインのことで、安く取引されている。
金とか銀やプラチナ以外の安価な金属で鋳造されたものがほとんどだな。

ほーん。

コインの狙いとしてはデザインが良くて、まだカットしていない外国コインだね。

ほうほう。

会場内は撮影禁止なので、当時のことを振り返ってまとめてみました。
第17回東京コインショーの参加レポ

会場入り口前の受付にて。

パンフレットと当組合の会報をどうぞ!

ありがとうございます。
パンフレットを眺めるナオキ。出店する加盟店とピックアップされたコインが印刷されている。

ふーん、今回はあそこの店参加しないんだ…。
おっ、よく仕入れてるところ出してるじゃん!
さぁ、会場内へ。
さっそく、入り口のすぐそばでお店がコインを広げて展示しておりました。

休日のせいか、結構人は多いな。
会場内もそこそこ広いのですが午前11時は人が多く賑わっていました。
ほとんどが中高年のコレクターだった気がします。
ショーケースに展示されたコインを吟味しているコレクターや、店員と話しながらフリーポケットに収められた店のコインを手持ちのノートでリサーチするコレクターもいらっしゃいました。

…!

…!

ほう、小耳にはさんだ業者同士の話だと昼前である今の混み具合がピークって感じか…。
記念貨幣が続けて発行されたから興味を持った参加者が増えてるのか…。
ナオキもコレクターに交じって店舗のコインを吟味する。
プルーフセットやミントセットも店舗によって年数が様々で手ごろな価格で販売されている印象だ。
会場では持ち込んだコインの鑑定もできるようだ。

ほう、このコインは珍しい!
…ソマリアのコインも状態いいな。
お、よく仕入れたな、これ。
不意に、ナオキは辺りを見回す。

それにしても、本当に年配のコレクターが多いな…。

このコイン、仕入れるの難しくてね。

…! 今年に発行された中国の10元記念硬貨か!

前の年のもありますよー。

あ、買います。

ありがとうございますー。
ってな感じで、ナオキは複数の店舗からマイナーコインを購入して会場を後にするのであった。
編集後記

ということで、コインショーでコインを調達することができました。


おー、やったな。
これも材料にするのか?

中国のコインはアルバムに入れて、他はアート用だな。

なるほど。

コイン収集を始めるコレクターの第一歩としてなら最初はコインショーから参加するのも一つの手かもしれないな。
アルバムとか最新の貨幣カタログとか収集に必要な物は会場で揃うからな。参考書籍もあったし、お店の人も親切に情報を教えてくれるよ。
なかなか、専門業者と話す機会がないからね。
コイン関係のイベントは全国で行われますので是非参加してみてください。

しっかし、面白いなぁ~。

何が?

コインが増えて、金が減るって面白い現象だなぁ。

…。(今月、マジどうしよう…)
※ お金の使い方は計画的に。
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